Merry X'mas

風音

2005年12月24日 14:20

♪Jingle bells! Jingle bells! Jingle all the way!

  ♪ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
          今日は楽しい クリスマス!


さて今晩はクリスマスイヴ、赤、緑、黄の光につつまれて、サンタの贈り物が楽しみです。
ボクには?銀の首輪かな?ここはひとつ太っ腹にドッグレースのできる庭がほしいなぁ。100メートルを8.5秒をきって走る夢のレースをみせたいなぁ。





ご覧あれ!ありどぅ しゆぃぐしく!! 
(あれが首里城)

手のひらに乗るほどのカン吉の目線を追ってみますと……追って……たどり着くと、そこには首里城が見えます。
工房の南の方に、赤い瓦、赤い壁、赤い柱に金の竜、竜宮城とも言われる首里城が見えました。
愛犬、カン吉は当時、生れて一ヶ月。
あの目、あの顔は確かに首里城を見つめていました。
犬には闇を透かし見る能力があり、視野は人間の数倍になります。ましてや、彼は王様の抱え職人、金細工の末えいですから、くんくん嗅ぎわけて、おおもとの大主を見つけるのはむずかしい事ではないのです。

 ♪波の声もとまれ 風の音もとまれ
    首里天加那志(しゅいてぃんがなし) 御顔拝ま(うかおおがま)

(首里天加那志とは王様の敬称) 恩納なべの詞





2001年3月17日、ゆい籠の中のカン吉、私はただ見つめているだけでした。
言葉もなく見つめていました。

”カン吉”の名前は金細工(かんぜーく)のカンをとり、又吉の吉をとり、カン吉と名づけました。






あれから4ヶ月のちの5月5日、こどもの日に耳が立ちました。バイクに乗りました。空をみあげました。

 ♪空に七色の 虹の橋かけて
    誰よりも先に 渡てぃみぶさ







 ♪夕暮(ゆまんぎ)になりば カン吉と散歩
    一足(ちゅひさ)一足(ちゅひさ)に 
      思い込めてぃ







  ♪朝夕カン吉と 肝(ちむ)交わち語てぃ

     夢にみる道ん 共に歩てぃ



今週のブログは愛(かな)しカン吉との人生讃歌でした。

今年半ばに始めたたどたどしいブログでしたが、来年はもう少し勉強します。来週はお休み。
どうぞ皆さんも良いお年を。

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