金細工またよし 工房日誌
父子相伝の道具・その2
風音
2005年06月21日 17:31
これは金細工を象徴する金床といいます。
その前には父祖代々がしずまり座している想いに、おもわず襟をただします。
まず、この上に銀の板版、棒状のものをおいて、
金槌で打ち延ばしたり、打ち広げたりするのです。
槌音はあたりの心を引き寄せるリズムがあり、向かい合って打つと、
まるでピアノの連弾の旋律が楽しめると思います。
一度、聞いてみませんか?
昔を偲ぶ道具と音律、私達も大事にしているものです。
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